丹花 若むらさき

本日は丹花シリーズの若むらさきです。

フレッシュでエレガントな香りとあります。
直接の香りは、特選や梅と比べるとやや和風な香りです。
最初おばあちゃんの着物の香りのようなまろやかな和風で、深く嗅ぐと花の香りのような清涼感と渋みがある香りでもあります。

火のつきやすさはまあまぁ、煙は普通です。

火をつけてからの香りは、私は和風に感じます。
少し煙の香りも混じっています。
香りは悪くないのですが、悪く言えば他の線香にもありそうな香りです。
良く言えばポピュラーな香り。
お線香らしい香りの後に、少しムスク？的な上品でまろやかな余韻があります。
個人的には以前に紹介した丹花と比べて、アロマとして使いたいというよりも、線香本来の役割を担うイメージです。
しっかりと香り、香りは安っぽさは感じないので、香り強めのお線香を使いたい方に向いているのではないでしょうか。

～香りソムリエ風～
いつもの時間、いつもの道、いつもの町並み。
でも後ろを振り返ってみると空にうっすらと虹がかかっていた。
（ありがちな線香の香りだが、最後の香りの余韻は少し特別な香りがあることを表現）

丹花 梅むらさき

本日は前回に続き丹花シリーズです。今日は梅むらさきです。

甘酸っぱいエキゾチックな香りとあります。
確かに香りは最初にフルーティな甘酸っぱさを感じますが、その後にインドネシアに旅行に行ったときに嗅いだようなお香の香りがします。
説明書き通りの香りです。

火のつき具合はまぁまぁ、煙も普通です。

火をつけてからも香りの変化はないように思います。
甘酸っぱく、東南アジア系のお香の香りがします。
香水系の線香は香りが控えめなものが多い印象ですが、丹花はしっかりと香ります。

煙が普通に出る香水系の香りを探している方、普段香木系を使っているけど、たまにアロマとしても使いたい方にいいと思います。

私は以前イロイロお線香を試していた際、初めて丹花を使用したときにリピートしたい線香だなと思いました。
今は香木系のお線香ばかりですが、たまに丹花は使用したくなります。

～香りソムリエ風～
小さい頃によく一緒に木登りをして遊んだインドネシア人の女の子。急に国に帰ったと人から聞いて、ちゃんとお別れの挨拶ができなかったけど、今はどんな女性になっているんだろう…（甘酸っぱい思い出をのせて）

丹花 緑特選

あけましておめでとうございます。
ブログをお休みして大分経ちました。
実生活が一段落つきましたので、ボチボチ再開したいと思います。(^^)

前回まで宝シリーズだったのですが、また今度続きを書くとして、今回は大発の丹花シリーズを書きたいと思います。

お試し用の丹花セット（各10本入り）をゲットしたのですが、この緑色の線香は「緑特選」と書かれています。
バラの箱だと特選丹花と呼ばれているようです。　　

このシリーズは香水系の香りで、少しお値段も高めですが、とてもいい香りがします。

この特選丹花はフランスの香水を使っていて、「爽快でゴージャスな香り」とあります。
直接嗅いで見ると、確かにおフランスな甘く、高貴な香りがします。
個人的には爽快とは感じませんが、外国人がつけていそうな香水の香りがします。
またデパートの化粧品売り場のイメージです。

火はまぁつけやすく、煙の量は普通です。

火をつけての香りは、いい香りです。
直接香るのとあまり変化しません。
甘くて、ふんわりと少しまったりした感じの香水の香りです。
煙臭くなく、アロマな感じです。
さすがお高いだけあるなぁという印象です。
香りが香水系なので、洋風のお部屋にピッタリだと思います。
部屋が線香臭くなるのが嫌だ、和風な香りは部屋に合わない、アロマとして使いたい方に合いそうです。

香りソムリエ風
外国人クラブにはじめて来た。
僕はフランスから来たという、少し大人っぽく、金髪のカールがかかったあの子の名刺を胸ポケットにしまった。その名刺から漂う香りのようだ。

宝 パール

本日は宝シリーズの「宝　パール」です。

ジャスミンを基調とした香りだそうです。
香りは甘い清潔な香りです。
若くて清楚な色白の女の子が使ってそうなシャンプーの香りのイメージです。
ほのかにジャスミンの香りがします。
高級ホテルの売店で薫ってそうないい香りです。

線香は角材、色は黒。
火のつき具合はまぁまぁで、煙は極少です。

香りがミルキーに変化しました。
甘く花の薫りを加えたべっこう飴のような感じです。
前回のルビーと香りが似ているような…
このシリーズは煙を少なくしたり、消臭効果を加えるので似たような香りになるのでしょうか？
灰も、燃えているうちに先端が先細り、線香の真下に落ちるので散らばりにくい仕様です。

灰、煙、消臭効果があるという毎日使うのに使い勝手がよい商品だと思います。

※宝シリーズの途中ですが10月いっぱいくらいまで記事の更新をお休みします。再開後は香木系のお線香の紹介がメインとなりそうです。

☆10月31日追記☆
多忙のため最長12月末頃までブログ更新を延期させて頂きます。宜しくお願いします。

宝ルビー

本日は宝シリーズの「宝　ルビー」です。

香りはフローラルブーケとのこと。
直接の香りは甘くもったりしたというよりも、透明感のある清らかな感じです。
少しミントが入っているような清涼感も感じます。
虫さされしたときに塗る薬剤のようなイメージです。香りはほのか。

線香は角材で黒。
火のつき具合はまぁまぁ、煙はほぼなし。

火をつけると清涼感が引っ込み、フルーティーな香りに感じます。
甘く、お花の香りとも受け取れる内容です。
火をつけても香りはほのかです。

説明書きにあるように、灰が少なく飛び散りませんでした。
天然消臭剤も配合されているそうで、お部屋の消臭にも使えるのはありがたいですね。
私は宝シリーズをトイレを掃除した後に1本たくことがあります。
線香の香りはすぐ消えてますが、トイレの香りも消してくれているなら、お祈り以外にも掃除後の消臭としても使えるかと思います。(灰が飛び散らないので掃除後にはありがたい)

香りがほのかなので、お香目的よりも機能的な要素の方がが大きい商品かと思います。

宝 ゴールド

本日も薫寿堂の宝シリーズから「宝　ゴールド」のご紹介です。

前回の「デラックス」から名前がゴージャスになってきました。
今回の「ゴールド」はチュベローズという花をモチーフに作られた香りだそうです。
初めて知りました、ちゅべろーず…
「月下香」ともいわれている、メキシコ原産の花だそうです。香りがよく、複雑でエキゾチックな甘いフローラル系で、とくに夜間は香りが強い。(Wikipedia先生より)

直接の香りはいい香りです。
綺麗なお姉さんの香りというか、高級デパートの化粧品売り場のようなイメージです。
甘い香水のような感じです。

線香は黒で断面が四角です。高級な仕様ですね。
火のつきやすさはまぁまぁで、煙はかなり少ないです。

火をつけてからの香りはクリーミーに変化しました。
甘いミルキーな香水のようです。甘さとミルキーさが際立ち、香水の香りが引っ込んだ印象です。
上品な香水の香りが四角くカットされている影響なのか、香りの広がり方が違うような気がします。

～香りソムリエ風～
目を閉じて感じる情景は
バスに乗り合わせたロングヘアの女性。その女性がバスから降りた。わずかに甘い香りを残して。

宝 デラックス

本日は宝シリーズの「宝　デラックス」をご紹介します。

この「デラックス」というダイナミックな名前とは裏腹に、可憐なすずらんをイメージした香りとのこと。
ネーミングの経緯が気になります…

まず、そのままの香りは…石鹸です。
別のメーカーのすずらんのお線香の香りも嗅いで比べてみましたが、そちらも石鹸の香りがしました。
すずらんは石鹸の香りがするのでしょうか？
実家から花が満開のすずらんをもらい、自宅についた頃には花がしおれていた、現在半分枯れている瀕死のすずらんがあるので、来年その花を嗅いで確認してみたいと思います。
とにかく少し酸味があり、みずみずしく、可憐で清潔感のある香りです。

線香の色は少し紫の入った黒。
火はつけにくく、煙はほぼなし。

香りはクリーミーに変化します。
先程の甘み酸味の他に、渋みのようなものがわずかに感じます。
その渋みが花の香りを表現しているのでしょうか。
石鹸の香りから花の香りよりに変化した印象です。

煙も少なく、可憐で控えめな香りでお花の香りが好きな方に好まれるお線香かと思います。

～香りソムリエ風～
朝露がすずらんの葉っぱの先に雫がついている。その雫が朝日を受け、クリスタルのように光っている。