名香 中禅寺 立木観音
本日は「名香 中禅寺 立木観音」というお線香です。
お寺から販売されているようで、中の紙やケース周りやネットを見ても製造メーカーが書かれていませんでした。
こちら、中禅寺とはどこにあるお寺かと調べると栃木にある世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院だそうです。
ご本尊が立木観音様だそうで、その立木観音様にお供えしているお線香だそうです。
一般的なメーカーからの線香ではなく、お寺から販売されているお線香は、以前案内した高野山の「高野霊香」以来でしょうか。
お寺の名前を線香名につけている限りは、変な香りは販売できません。
どんな香りか…
箱を開けると甘~い香りが漂います。
お寺線香とは、渋い感じなのかなと思っていましたが、意外でした。
深く嗅ぐと、外国のケーキにのっているチェリーの砂糖漬けのような香りです。(こどもの頃に食べていたアンパンマンの鼻をそのチェリーで表現していたパンをよく食べていた記憶があります。近所のパン屋さんで売ってました)
とにかくお菓子のような甘さで、女性的です。
中に入っている紙には「沈香、白檀、大茴香(だいういきょう)、丁子、竜脳等数十種類の天然香料を調合したものです。」と書かれています。
本格的なお線香のようです。
線香はまぁ、火が付きやすいです。
煙は普通。
火をつけると、さきほどのチェリーはどこいったん?という感じです。
甘いのは変わらずですが、甘さのジャンルが変わりました。しっかりと香木の香りです。
乾いた感じに変化した印象です(悪いイメージじゃないヨ)
説明書きにあったようにいろんな香りがうまくブレンドされて、白檀や沈香だけでは表現できないような、他の線香にはないオリジナリティのある香りです。
お寺のイメージもありますし、いい香りだと思います。
中禅寺のお土産としても、仏様に捧げる線香としてもお香としてもお使い頂けそうです。
中禅寺のホームページがら取り寄せできるようです。
https://www.rinnoji.or.jp/tax_temple/chuzenji/
~香りソムリエ風~
ヘビーロックの服、赤い髪、濃い化粧の装いの彼女、バイト先で一緒になった。めちゃくちゃいい子で、むしろそこらへんの子達より乙女だったんですけどー!
(予想に反して甘かったことを表現)