漱石
本日は薫玉堂の「漱石」です。
この薫玉堂はあまり聞き馴染みがなかったので、どんな商品があるか検索したところ以前「明圓」を紹介したことがありました。
それ以外に結構いろんなお線香を販売しているようで、まだまだ試しきれていないものがあるんだな~と思いました。
ところで、こちらのお線香、箱を開けると緑色の線香がこんにちは。
緑色の線香はワタシ的に苦手な香りを醸し出すというパターンが多いのですが、こちらはいつもの苦手な香りではなく昔の湿っぽい倉庫のかおりがしました。
中に入っている説明書きには「漱石はベトナムで産出される貴重な香木「沈香」をベースに各種天然香料を伝統の製法で調香した製品です。」
とあります。
沈香ベースとこのこと。
直接嗅ぐには、苦味や漢方の香りなどキツさがなく、みずみずしさや、湿気がこもったようなイメージです。おとなしい感じ。
火はつけやすいです。
煙の量は普通。
火をつけると沈香の香りがしっかりとします。
ずぅ~んとくる重めではなく、香ばしく軽やかな香りです。
甘さも入っているようです。
甘さ5:酸味3:辛味:2 か?
素朴で、意識の邪魔をしない感じなので、説明書きにもあった「毎日のおつとめはもちろん居間や書斎などのお部屋のかおりとしてご使用いただいても十分満足していただけると存じます」の通りです。(読書や考え事をする書斎にぴったり)
控えめな感じが好感がもてるお線香です。
書斎など落ち着いた空間の使用にいいかと思います。
~香りソムリエ~
我を出さず、でも品はよく、寄り添う香り‥
アマゾンでは販売されていませんでした
https://shop.kungyokudo.co.jp/products/detail.php?product_id=14