紫薫
本日は日本香堂の「紫薫」です。
こちらはNTTと「日本香堂」との共同開発によるお線香付き電報として発売されています。
葬儀、告別式、法事、法要等や、お盆見舞いやお彼岸参りの御進物、葬式後に知った訃報や喪中はがきへの返礼として相手方に送る商品のようです。
もう一つ「古響」という白檀メインのお線香もあるようです。
どちらもお店では購入ができないようです。
箱の裏に書かれている主原料は「タブの樹皮粉、伽羅、沈香、白檀、炭」とあり、伽羅が含まれている高級線香です。
布が張られた高級感のある箱に、お線香が72グラム入った箱が3つおさめられています。
そのままの香りは「紙」って感じです。
新品の文庫本のような香りです。
少し甘さを感じます。
火のつき具合は、ライターで3秒ほど。
煙は少なめです。
火をつけてから香りが強まりました。が、香り自体は強すぎません。
少し煙の香りがしますが、甘さを一番感じます。
その後ほのかに伽羅の香りがします。
クセもなく、感じのいい香りです。
落ちついていて、上品です。
贈答での購入がほとんどなので、多くの人に受け入れられるように開発したのかなと思います。
実はこのお線香も私の好きな線香のベスト3にはいっています。(^^)
今気づきましたが、私のベスト3はすべて日本香堂でした。
お悔やみの電報を送る際に一緒に添えることで、気持ちが相手に伝わりそうです。
~香りソムリエ風~
町に溶け込む樹齢500年の大木。それはいつも穏やかで、葉が繁っていて、人間や鳥たちの休息の場になっている。
Amazonにありませんでしたので、NTTのホームページアドレスです。
https://www.ntt-west.co.jp/news/1306/130605a.html