特撰 好文木
本日は梅栄堂の「特撰 好文木」です。
ホームページの説明書きには「高級沈香、白檀など15種類の天然香料をふんだんに使用。沈香の香りが気品を感じさせる。焚いているときはやや辛口。残り香はやさしい甘口の香り。」とあります。
沈香や白檀が含まれた香木系のお線香です。
直接の香りは…かなりほのか。
香木の少し甘めの香りがします。
線香を鼻につけてスハスハ嗅ぐと、酸味と甘いミルク系の香りがします。体育館の倉庫のようなイメージです。
火のつき具合はターボライターで3秒ほど。
煙は普通です。
火をつけてからは、直接嗅ぐ香りよりも強まりました。
ナチュラルな香木の香りです。
最初、甘さがメインでその中に沈香を感じたのですが、説明書きの「焚いているときはやや辛口」という内容をみると、確かにそうかもという流されやすい私の鼻。
沈香の香りがほのかにあり、白檀の甘さに包まれています。
ま、辛いというよりは渋みを感じます。
ザ、香木系のお線香という感じです。
天然香料を使用しているだけあって、ナチュラルで素朴です。白檀も沈香の香りも感じ、他の漢方の香りが飛び出しておらず、いい感じに調香されているように思います。
人工的な華美な香りよりも、素朴でナチュラルな香りがお好きな方にオススメです。
~香りソムリエ風~
箱膳に乗せられた一汁三菜。それを感謝しながら沈黙して食す姿を感じる。
(きちんと台に乗せられ、豪華ではないながらも魚や汁物など食事内容は健康的な食事から、素朴さ、沈香、白檀の香料を表現)