永遠の今
本日は、はせがわの「永遠の今」を紹介します。
はせがわとは仏具屋さんだと思いますが、こちらはこのはせがわのオリジナル商品とのことです。
カジュアルなパッケージとは裏腹に、ホームページによると「良質な沈香や白檀を贅沢に配合」とあり、沈香まで使用した香木系のお線香だそうです。
箱を開けて、そのまま嗅いでみます。
確かに沈香の香りがします。しっかりと香り、本格的な感じです。
深く吸い込むと、すっぱく、清涼感のある漢方の香りもします。
この重厚感はパッケージとのギャップがありすぎます。
火を付けます。
2.3秒でつきました。
煙の量は普通です。
火を付けてからの香りは…
白檀がひょっこり出てきました。
沈香の香りもしますが、漢方の香りや重厚感がまろやかになり、甘みの香りが余韻に残ります。
沈香→漢方→白檀の順に香ります。
イメージとしては紙のような乾いた感じにはなりましたが、とてもいい香りだと思います。
しっかりと香るので、香木もたくさん使っていると思いますが、香りの割に値段が安いのでコスパはいいと思います。
普段使いにも、贈答品としてもお使い頂けそうです。
~香りソムリエ風~
思い浮かばないため今日はカット
伽羅 眞山
またブログの更新が伸びてしまいました。
今日はシリーズできている眞山の伽羅の香り「伽羅 眞山」です。
格調高い色使いの筒に入っています。
蓋を開けて香りを嗅いでみます。
まず、酸味が鼻の中を通ります。その後に渋みで最後に甘さです。
この酸味と渋みで、印象は沈香な感じです。
火をつけます。
火はつけやすいと思います。
煙はやや少なめ。
火を着けると沈香似だった香りが、伽羅の香りになりました。
まろやかな甘みと素朴な香木の香り。
漢方などの他の香りが主張することなく、伽羅の香りが引き立っているようです。
万人受けしそうな香りです。
この眞山シリーズは3種ともほんのり薫る線香だと思います。
香木系の線香が好きだけど、穏やかな香りが好みの方は試してみるといいかと思います。
また煙やや少なめ、香りほのかなので贈答品としても贈りやすいかと思います。
~香りソムリエ~
和風のお宅に招かれる。ふと見落としそうなほのかな香りが鼻をかすめる。それは格調高くやわらかな香りだ。あまりにほのかなので、帰宅後服に香りはついていないが、記憶にはほのかに残っている。
沈香 眞山
そんなつもりはないのに、前回の記事からまた間が空いてしまいました…。
本日は眞山シリーズの沈香です。
白檀同様筒の中に入っていて、高級感があります。
筒の渋い緑色が、沈香の渋さをイメージしているかのようです。
まず、そのままの香りは…
香り薄めです。
鼻を近づけてスハスハすると一番は酸味を感じました。
その後に清涼感やら仁丹のような渋さを感じますが、全体のイメージがひょろひょろとした酸味です。
煙の少ない線香によくあるような香りの薄さです。
火はつきやすいです。
煙の量は普通かやや少なめ。
香りは沈香のズシンとくるような重さや、漢方的な感じはなく、とがってない沈香の香りです。
穏やかな甘み、穏やかな渋みです。そして穏やかな煙の香り。
香り薄めで、万人受けしそうです。(これを嗅いでうへ~という人はいないと思います)
ただし、沈香にこだわりのある方や、香りが強いのがお好きな方には物足りなさを感じるかもしれません。
まろやかな沈香がお好きな方、贈答品としても相手の方に受け入れられる商品かと思います。
~香りソムリエ~
最近の女性アイドルグループはみんな同じ髪型、同じメイクで没個性だけど、その「型」が一番万人受けする。
白檀 眞山
さて、久しぶりに線香の内容に戻ります。
本日は「白檀 眞山しんざん」をご紹介します。
こちらは大阪伝統工芸品に指定された堺線香だそうです。
メーカーがよくわかりませんでした。工芸品だからメーカーとかはないのかな?
販売元のホームページには「真山の特徴は、天然素材を使用していますので、素材本来の香りにこだわっています」とのこと。
期待がもてます。
そして、この束ごとに筒に入っているのは高級感があります。折れにくい上に、お墓参りなど持ち運びにも便利です。
まず、蓋を開けてそのままの香りを嗅いでみます。
香り抑えめ。
酸っぱい紙の香りがします。
火をつけます。
まあまぁつきやすいです。
煙は普通です。
煙の香りの中に白檀の香りがあります。
主張しないナチュラルな香りで、かすかな甘さを感じます。
天然系のお線香は煙の香りが入ってしまうのですが、こちらも煙の酸味がまず鼻をかすめます。天然の証です?
個人的には煙の香りの方が強く、白檀が薄く感じます。
香りは強くないので隣の部屋にいてもあまり漂ってきませんでした。
昔ながらの素朴なお線香という印象です。
煙たい香りが広がるわけではないので、天然素材にこだわったナチュラル思考のお線香だと言えそうです。贈答品としてもよく使われているようです。
~香りソムリエ風~
昔から変わらないこの河川敷の風景。人の手が入っていない自然そのままだから、人の背丈ほどもある草がこの冬の季節には黄金色に変化し、サワサワと風にふかれ音をたてている。
lisn PILE 286
あけましておめでとうございます。
年も明けて早くも一週間が過ぎました。早いです。
さて、今日も先日から続いているlisnのお試しお香レポートですが、本日最後です。
「 PILE 286 レイヤードグリーン」と書かれています。この名前ではどんな香りか想像がつきにくいです。
そのままの香りは甘くて、粉おしろいのような香りがします。お花系の香りですが粉っぽさがあります。
箱から出すと、ほんのり香りが広がります。
火をつけます。
煙の香りがまじりながらも、直接かいだ香りとあまり変化していないようです。
名前にグリーンとあるので、芝生のイメージで香りをかいでみると、確かに青々としたみずみずしい芝生の香りと感じなくもないです。
香りは草というより、花に近い感じの甘い華やかさはあります。
こちらのお香もいい香りです。
いまのところ(といっても5本ですが)lisnのお香はハズレなしです。
いつかlisnのいろんな種類のお香を試してみたいです(^^)
lisn VERNAL TAPESTRAY 131
本日もlisnのお香の紹介です。
VERNAL TAPESTRAY 131 和風の花々 と書かれたそのお香は茶色と緑の半々の色をしています。(こんなの初めてみました)
一本取り出すだけでいい香りが漂ってきます。
ホームページの説明書きには「春の生命を織り上げた布のてざわり。漢薬香料をメインにフローラルをのせた香り。」とあります。
直接の香りは、渋いマンゴーのような印象です。
スハスハと嗅ぐと、和風の渋さが際立って、建築資材の材木が置かれた小屋のようなイメージでした。
表現するとあんまりいい香りではないようですが、甘い和風な感じでいい香りです。
火をつけます。
少し煙の香りがします。
思ってたよりはフルーティさ抑えめで、お線香よりの和の香りです。
フルーティな香木系の香りという感じです。
毎日香木系の線香を使っている私としては、フルーティさに目がいきますが、
洋風お香を常用している人には和風な印象が際立つかもしれません。
個人的にはこのフルーティな香りがエキゾチックというか南国的なイメージだなという印象です。
少し珍しい香りに思いますので、興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか?
lisn LUCY 76
気がつけば、ブログが2ヶ月もあいてしまいました…
今日は、以前から書いている lisn シリーズの続きです。
ピンク色をした可愛らしいお香、 LUCY 76 おしろい と名付けられているようです。
そのままの香りは、確かにおしろいです。
昔の粉おしろいを連想させる香りです。
深く吸い込んでみると、少し苦味のある感じが花の香りもイメージさせます。
ピュアで可憐なイメージです。
火をつけると、少し粉っぽい香りが強まりましたが、いい香りです。
煙の香りにのまれることなく甘い花系の香りがちゃんと存在感強くあります。
可憐でキュート系のお花をイメージさせます。
20代をターゲットにした雑貨屋さんで香ってそうな感じです。
女性向けかな?
いい香りがしっかり薫るところが、さすがlisn だなぁーと思います。