明圓
本日は薫玉堂の「明圓」です。
同封されていた説明書きには「高品質な甘みのある沈香と高級天然香料で調合した優しい香り」とあります。
沈香メインのようです。
直接嗅いでみると酸味のきいたオジサマのポマードの香りの後に、スーっと清涼感を感じます。
なんだか沈香=ポマードもしくは、タンスの防虫剤もしくは仁丹の図式が私の中でできているかもしれません‥(^_^;)
こちらは渋さと酸味がきいていて、甘さはあまり感じませんでした。
線香の色は深緑。
長さは17センチくらいあり、少し長めのようです。
火のつき具合は、ターボライターで2秒ほど。
煙は普通です。
香りは沈香の香りがしっかりと出ます。
重厚感のある、落ち着いた沈香です。
香ばしい香りの後に沈香が香りがきて、酸味の余韻があります。甘さ控えめな感じ。
線香使い始めの方には甘さがほしいと感じるかもしれません。
本格派線香な印象なので、沈香が好きな方、贈答品として向いていそうです。
~香りソムリエ風~
命がけの修行を乗り越えた者だけが名乗れる僧侶の称号「大阿闍梨」。雨や雪でも山に登り、断食をするなど過酷な様子と、その体験から得る無の境地を彷彿させる香りだ。
※こちらの商品はアマゾンにはありませんでしたので、薫玉堂のホームページのアドレスです。
https://shop.kungyokudo.co.jp/products/detail.php?product_id=8