ど素人が使ってみた!線香、お香癒しライフ

お線香は少しずつしか使わないから、なかなかなくならない。だから失敗したくない! そこで香りに素人の私が実際に使ってみて率直な感想を書き留めたブログです。 でも香りの感じ方や好みは人それぞれ。よくあるお線香の香りは嫌いだけど、お香は好き♪な線香初心者の率直な感想を、購入前の参考にして頂ければ幸いです。

祈りと癒やしのお線香 桜

通信制限と体調不良によりブログの更新ができずに久々の更新となってしまいました(+_+)
本日は祈りと癒やしのお線香シリーズで最後の香りとなる桜です。

f:id:gutenacht523:20200203125136j:plain

桜といえば花系線香のど定番ではないでしょうか。

まず、そのままの香りを嗅いでみます。
思ったよりほんのりの香りです。
深く吸い込むと酸味があり、スハスハと吸い込むと酸味のある石鹸のような香りがします。
桜といわれればそうかなという感じですが、一般的に定形になっている桜の香りとは少し違った印象。
酸味と渋みと紫蘇(しそ)が入ったようなイメージです。

火をつけます。ライターで3秒ほど。煙の量は普通。
火をつけてからは少し煙の香りが入りますがほんのりと甘い桜の香りがします。
よくある文房具や練り香水にあるような桜の香りよりは、少し渋みが入って大人の印象です。
以前に紹介した淡墨の桜シリーズと比較すると香りの強さ、重さが 
淡墨の桜→  祈りと癒やしのお線香 桜 →  特撰淡墨の桜  

※軽い順

のように感じます。
桜のシーズンになるといろんなメーカーの桜の香りのお線香を日替わりで使ってみて違いを楽しんでみるつもりです。
桜の香りがお好きな方、お香として楽しみたい方にいいかと思います。


~香りソムリエ風~
見事に散っていった花弁を見送り、自らも力つきた桜の萼片や萼筒が次々と大地に着地していた。
(香りの渋さを表現。こちらの線香は花びらよりも萼筒の香りに近い)


祈りと癒やしのお線香 藤の香り

本日は祈りと癒やしのお線香シリーズの藤です。

f:id:gutenacht523:20200128123420j:plain


開封直後の香りは…おおっ!オジサマの整髪料のような香りがします。
鼻を近づけてくんくんすると、整髪料というより酸味がきいた紙製品のような香りです。紙といっても素朴さよりは香水系のような華やかなジャンルの香りです。

火のつき具合はライターで3秒くらい。煙はやや少なめです。

火をつけるとクリーミーな香りに変化しました。花系のお線香によくある香りです。
「風にそよぐ藤のみずみずしい香り」とありますが、クリーミーな香りの後にくる酸味が、みずみずしさを表現しているのかもしれません。
私的には花の香りをプラスした甘~いホットミルクのようなイメージです。

こちらの商品も、俗にあるお線香の香りが苦手という方や、洋風なお部屋に使用するのに適していると思います。


~香りソムリエ風~
寒い夜に、温めたミルクにたっぷりのお砂糖、そこに少しの花の香りのエッセンスを加えて飲む。その時間が私の大切なお一人様タイムなの☆

※線香から離れて部屋に漂っている残り香は、ホットミルクではなくふんわりとみずみずしいお花の香りでした。

祈りと癒やしのお線香 鈴蘭の香り

本日は祈りと癒やしのお線香シリーズの鈴蘭です。

f:id:gutenacht523:20200124144342j:plain

白味が混ざった青色のお線香です。
そのままの香りは、まず酸味をダイレクトに感じます。その後、甘みと石鹸のような清潔感のある香りがきます。
全体的にさわやかな洗剤のイメージを受けました。

火をつけます。普通のライターで2秒ほど。
煙はやや少なめです。

火をつけてからは、少し煙の香りが混じりますが、さわやかさはキープされているようです。
かわいらしい可憐な香りですが、他の線香でもこんな香りのあったなぁ~という香りです。

お花系の香りを楽しみたい方、また和風の線香臭い香りが苦手な方にオススメです。


~香りソムリエ風~
僕の足元にボールが転がってきた。部活動中のポニーテールをしたあの子にそのボールを返すと、彼女はとびっきりの笑顔でお礼を言い、走り去っていった。

祈りと癒やしのお線香 蓮の香り

本日は祈りと癒やしのお線香シリーズの蓮の香りをご紹介します。

f:id:gutenacht523:20200121130026j:plain

蓮は7月の誕生花で夏の季語だそうですね。
私は蓮の花の香りを嗅いだことがありません…
まず、直接の香りはさっぱりとしたみずみずしく甘い香りがします。
酸味ある石鹸の香りとも、ソーダの香りが薄いソーダの香りのともいいそうな感じです。

線香の色は渋い緑。火のつき具合はターボライターで3秒くらい。煙の量は普通です。

火をつけてからは、甘さが際立ちました。
香りも直接嗅ぐのとあまり変化はないように思います。こってりすることなく、みずみずしい甘さです。若葉のイメージもします。
香りもきつすぎずしっかり香るため、名前の通りお香としても使えそうです。

花の香りが好きな方や夏に使用して季節を感じるのもいいですね。

~香りソムリエ風~
若葉が芽を出し始めた茶畑、その新芽は柔らかい日差しを浴びてキラキラと光っている。


祈りと癒やしのお線香 金木犀の香り

本日は悠々庵の祈りと癒やしのお線香シリーズの金木犀の香りをご紹介します。

f:id:gutenacht523:20200117115623j:plain

名前の通り、ご先祖様へ捧げるお線香としても、お香としても使えるお線香です。
そのため香りもしっかり香り、お花の香りがメインです。

直接香りを嗅いでみると、金木犀の香りです。
金木犀に似せた香りではなく、本物に近くみずみずしい香りです。
他の金木犀の香りのお線香と比べても香りがリアルです。

火のつき具合はまぁまぁです。煙はやや少なめ。
灰は黒いです。

火をつけてからはミルキー気味になりました。
近くで煙を吸い込むと昆布茶に梅を入れたようなイメージです。
広がった香りは金木犀の香りです。
さっぱりとした金木犀の香りをお線香で表現するには難しいかと思いますが、クオリティは高めかと思います。
金木犀の香りが好きな私ですが、なかなかいいお線香かと思います。

金木犀の香りが好きな方、お香としても使用したい方にオススメです。


~香りソムリエ風~
天気のいい秋の日の昼下り、ふと甘い香りが鼻をかすめた。
周りを見渡すと、小さな黄色い花が咲き誇る金木犀の木が僕を見下ろしていた。


宝 ダイヤ

本日は宝シリーズ最後のダイヤを紹介します。

f:id:gutenacht523:20200115142619j:plain


宝シリーズで最も高価なお線香です。
ローズ・ジャスミン・ヒヤシンス・オークモス等の天然香料を使用。
フランスの有名な調香師『ルネ・オーディベール氏』の調香による100%天然香料を使用した業界初のお線香とのことです。
天然香料で調香師が調香したなら間違いなさそうです。

直接の香りは香水系のいい香りです。
ほのかに香り、甘くてピュアだけど上品な香りです。確かに人工的な香りというよりは植物由来なイメージです。

線香は角材、火のつき具合はまぁまぁ、煙はほぼなし。

火をつけると少し香りが変わったように感じます。
ミルキーな花の香りのようになりました。
他の宝シリーズと同様、消臭効果もあるとのこと。
また、灰がかなり少く白くパラパラしています。

f:id:gutenacht523:20200115144105j:plain

香りに関しては少しミルキー感が残念ですが、ほのかに香るところが、あまり強い香りが好きでない方に向いているかと思います。
天然香料でできたナチュラルさと機能性をもたせたお線香を試してみたい方にオススメです。


~香りソムリエ風~
春風にのって花たちの喜びの声と、生命の息吹を感じて

宝 サファイア

本日は薫寿堂の宝シリーズ、サファイアです。

f:id:gutenacht523:20200113110027j:plain

宝シリーズ唯一の香木系のお線香です。
原料は椰子殻炭、椨皮粉、沈香、白檀、香料類、天然消臭剤とのことで、沈香の香りが漂うとのこと。
直接嗅ぐと、甘い香水系の香りの中にスースーと沈香の香りが混じっています。
一般の沈香の香りとしているお線香と比べて、渋さや辛さよりも甘さを感じます。
仏壇のあるお部屋やお寺のイメージが広がります。

線香は角材。火のつき具合はまぁまぁ、煙はほぼなしです。(沈香系では煙が少ないのは珍しいそうです)

火をつけると、確かに沈香の香りがします。
甘さもあり、クセがありません。
本格的な沈香にありがちな、好みが分かれることはなさそうです。
灰も白く少なく、かつ、部屋の消臭効果があるのは日常使いに重宝しそうです。
個人的には宝シリーズで一番好きです。

香木系の香りが好きだけど、煙が少ないものを探している方、消臭効果も欲しい方におすすめです。


~香りソムリエ風~
着物が着たいけど、着付けが大変だから敬遠していた人々に朗報です!被るだけでまるで伝統的な着物を着ているように見える着物風の服があるのです。
メンテナスも洗濯機で洗えて、保管も楽ちん!というイメージの機能的なお線香です。