京薫 伽羅
本日は「京薫 伽羅」です。
こちら、中の説明書きによると慶賀堂商事株式会社の住所が書かれているので、このお線香を作ったメーカー名だと思いますが、このお線香をネットで検索しても出てきませんでした。
今はもう販売されていないのか、なぞのお線香です。(このメーカーのお線香は他にもありましたが、メーカー自体のホームページがありませんでした。)
しっかりした箱の中には、20本ずつ和紙で包まれたお線香が5束入っていました。
高級感のある梱包です。
説明書きには「京薫 伽羅はベトナム産の厳選された良質の伽羅を基調に練りあげたお香です。着色料、合成化学香料などは一切使用いたしておりません。」とのこと。期待が高まります。
まず、そのままの香りは‥
渋い香りがメインです。
かなり渋い香りの昔のタンスの防虫剤のイメージです。
火のつき具合はターボライターで3秒ほど。
煙の量は普通です。
点火後の香りは‥ナチュラルな伽羅の香りがします。
漢方系の香りよりも、伽羅本来の香りが前に出ています。伽羅を使って創作しました~という感じがなく、素朴でナチュラルです。
香りの主張が強くないので、本来の木が燃えているイメージです。なので少し煙の香りはしますが、甘さと酸味、渋さが混じり合った上品な香りです。
個人的にはこの素朴感が好きです。
どこで購入できるのか分かりませんが(今も販売しているのかさえナゾ)、こういうお線香もあるということで、今回のご紹介とさせて頂きます‥m(_ _)m